「like」と「as」、両方「〜のように」という意味になるとき、使い分けがわからない…

まかせて!
似ている2つだけど、使い分けのルールとニュアンスの違いがあるよ。
この記事では、基本から応用までまとめて解説するね!
すぐに使えるフレーズ集もセットにしたよ♪
like の基本ルール
「like」は 似ていること・たとえ を表現するときに使うよ。
👉 後ろに来るのは 名詞・代名詞 が基本!
例文
- She runs like a cheetah.
(彼女はチーターのように走る → 実際は人間だが走り方が似ている) - This soup tastes like chicken.
(このスープはチキンみたいな味がする) - He looks like his father.
(彼は父親に似ている)

💡 ポイント
- 「例え」「比喩」表現のときに使
- 話し言葉でよく使われる
- 文法的にシンプル(名詞だけでOK)
as の基本ルール
「as」は 役割・立場・方法 を表すときに使います。
👉 後ろには 名詞句または文 が続くのが一般的。
例文
- He works as a teacher.
(彼は先生として働いている → 実際に先生という役割) - Do as I say, not as I do.
(私の行動ではなく、言う通りにしなさい)
ことわざ・自分の行動と発言が一致していないけど、聞き手には自分の行動ではなく言葉に従うように勧める場合
- As you know, she is very kind.
(ご存知のように、彼女はとても優しい)

💡 ポイント
- 「〜として」=その人が実際にその立場である場合に使う
- 書き言葉やフォーマルな文で多用される
- 文全体をつなぐ接続詞的な役割もある

なるほど!
「like」は、名詞や代名詞を続けて「〜のようだね」という表現を作れる。
「as」は、事実をつなげてイコールのような意味合いで使えるんだね!
like と as のニュアンス比較
同じ「〜のように」という日本語訳になるけど、ニュアンスが違うよ。
- He talks like a native speaker.
(彼はネイティブみたいに話す → 実際はネイティブではない) - He talks as a native speaker.
(彼はネイティブとして話す → 実際にネイティブである)
👉 like = 見た目・様子が似ている
👉 as = 実際にその役割・立場である
「彼は先生として働いている」という事実を伝えたい時
He works as a teacher.
(先生として働いている ) →実際に先生
「彼は先生のような振る舞いをしているね」という比喩で使いたいとき
He is like a teacher.
(彼は先生のようだ)→実際には先生ではない
「実際にその職業や立場かどうか」で判断すると失敗しにくいよ!
◆実際に先生の場合→as
◆実際に先生ではなく比喩の場合→like
試験での出題ポイント(TOEIC / 英検)
TOEIC のビジネス文書では「as」がよく登場
例)As mentioned above, we will hold the meeting on Friday.
(上記のとおり、会議は金曜日に開催します)
英検 では「like / as if / as though」の比較問題が定番
例)He looks as if he were sick.(彼は病気のように見える)
よく使うフレーズ集
like を使ったフレーズ
- It feels like spring.(春みたいな感じがする)
- Just like that.(そんな感じで/そのように)
- Like always.(いつも通りに)
- Nothing like home.(やっぱり家が一番だ)
as を使ったフレーズ
- As usual.(いつも通り)
- As far as I know.(私の知る限りでは)
- As soon as possible.(できるだけ早く)
- As if nothing happened.(何事もなかったかのように)
like と as の違い比較表
項目 | like | as |
---|---|---|
意味 | 〜のように(似ている) | 〜として(役割・立場) |
後ろに来るもの | 名詞・代名詞 | 名詞句、文全体 |
ニュアンス | 見かけ・比喩的 | 実際の立場・事実 |
使用シーン | 会話、カジュアル | ビジネス、フォーマル、接続詞的 |
例文 | He sings like a professional.(プロみたいに歌う) | He works as a professional singer.(プロ歌手として働く) |
ミニテストで確認!
次の文を埋めてみよう✏️
(答えは下にあるよ)
- She works ___ a nurse.
- He runs ___ a rabbit.
- ___ you know, the deadline is tomorrow.
- This tastes ___ coffee.
- He acted ___ if he knew everything.
答え
1. as
(彼女は看護師として働いている)
2. like
(彼はウサギのように走る)
3. As
(ご存知のように、締め切りは明日です)
4. like
(これはコーヒーのような味がする)
5. as
(彼はまるで全て知っているかのように振る舞った)
まとめ
- like は「似ている・たとえ」
- as は「役割・実際にそうである」
- 試験や日常会話で混同しやすいが、「似ているのか/実際にそうなのか」で整理すると簡単!
- 表やミニテストで感覚を掴むと定着しやすい。

意外と簡単だニャ?「like」と「as」の違いはばっちりだね!
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