「え?そんな表現あるの?!」と、びっくりなフレーズや面白いことわざに出会ったことある?
実は、英語のことわざには、ユーモアや皮肉、ちょっとした文化の違いがぎゅっと詰まっています。
ブタが飛んだり、チョコのティーポットに例えたり、猫が袋から飛び出したり…?
想像するとクスッと笑える、でも理由をしって納得!

「これってどういう意味なんだろ?!」「海外ではそう言うんだ!」と気になることわざ10個集めてみたよ。日常での使い方例文と一緒に紹介していくね♪
日本語の感覚との違いも楽しんでみよう〜!
(※由来には諸説あり)
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- When pigs fly.
- It’s not my cup of tea.
- Break a leg!
- The lights are on, but nobody’s home.
- Don’t put all your eggs in one basket.
- You can’t have your cake and eat it too.
- As useful as a chocolate teapot.
- Let the cat out of the bag.
- He’s not the sharpest tool in the shed.
- I have butterflies in my stomach.
- まとめ
- おまけ:覚えたことわざを使ってみない?(PR)
When pigs fly.
意味: ありえないこと/絶対に起こらないこと
日本語のニュアンス: 月にスッポン、起こるはずがない
例文:
A: Do you think Tom will finally clean his room?
B: Yeah, when pigs fly.
◆由来:
ブタが空を飛ぶわけがない=絶対に起こらないことの比喩として、1600年代から使われている皮肉表現。スコットランドの文献にも古くから登場。

It’s not my cup of tea.
意味:好きじゃない/趣味じゃない
日本語のニュアンス:あまり興味ないなぁ
例文:
I know everyone loves horror movies, but they’re not my cup of tea.
◆ 由来:
1900年代の英国で、「お気に入りのもの=お茶の好み」に例えた表現。「my cup of tea」はもともと好きなものの意味だったが、否定形で「好みじゃない」として定着。

Break a leg!
直訳:足を折れ!
意味:がんばってね!/成功を祈ってる!※舞台関係で使う
日本語のニュアンス:成功を祈る、頑張って!
例文:
Good luck on your audition tomorrow — break a leg!
◆由来
・舞台の世界では「Good luck!」というと不運を呼ぶと信じられていたため、代わりにわざと不吉な言葉を使った。
・脚が折れるほど激しく舞台で動く=全力で演じる」という意味を込めて。
・舞台袖の“leg”(カーテンの端)を“break”して(=超えて)舞台に出る、という意味から。
「Break a leg!」は演劇・音楽・パフォーマンスなどの前に限定して使うのが一般的。
日常の試験やスポーツには「Good luck!」「You got this!」などを使う方が自然だよ。

The lights are on, but nobody’s home.
直訳:明かりはついてるけど、誰もいない
意味:ちょっと抜けてる/考えがどこかに行ってる
日本語のニュアンス:ボーッとしてる/天然
例文:
He kept smiling, but didn’t answer. The lights are on, but nobody’s home.
◆由来:
外から見ると電気はついているけれど、中に人がいない…という様子を人間の頭に例えた言い回し。「見た目は普通だけど、中はちょっと抜けてる」「上の空」という感じ

Don’t put all your eggs in one basket.
直訳:卵を全部ひとつのカゴに入れるな
意味:リスクを分散しなさい
日本語のニュアンス:不測の事態にも柔軟性を持とう
例文:
Invest in different stocks—you shouldn’t put all your eggs in one basket.
◆由来:
卵を全部1つのかごに入れると、落とした時に全部割れてしまう=リスク分散しなさいという教訓。スペインの小説『ドン・キホーテ』にも似た表現が登場している。

You can’t have your cake and eat it too.
直訳:ケーキを持ったまま食べることはできない
意味:都合よく両方は手に入らない
日本語のニュアンス:二兎を追う者は一兎をも得ず
例文:
A:He wants to be single and in a relationship at the same time?
(彼は独りでいたいのに、同時に恋人もほしいって?)
B:Well, you can’t have your cake and eat it too.
(それは都合が良すぎるよ。両方は手に入らないよ。)
◆由来:
“ケーキを持ったまま”と“食べる”は両立できない=都合よく両方を手に入れることはできないという理屈。16世紀の英語表現に由来していて文法的に逆に見えるので混乱しやすい

As useful as a chocolate teapot.
直訳:チョコレートのティーポットくらい役に立たない
意味:全く役に立たないもの
日本語のニュアンス:役立たず/無意味なこと
例文:
This tiny umbrella in a hurricane is as useful as a chocolate teapot.
(ハリケーンの中でこの小さな傘を使うなんて、チョコレートのティーポットと同じくらい役に立たないよ。)
◆由来:
イギリスのユーモアによる比喩表現。
熱湯を注いだらすぐに溶けるチョコレートのティーポット=まったく役に立たない、という極端なイメージで「無意味さ」を面白く伝えている。

Let the cat out of the bag.
直訳:袋の中の猫を出してしまう
意味:うっかり秘密をバラす
日本語のニュアンス:口が滑る/ポロッと言っちゃう
例文:
I accidentally let the cat out of the bag about her surprise party.
(うっかり彼女のサプライズパーティーのことをバラしちゃった。)
◆由来:
昔の市場で、ブタの代わりに袋の中に猫を入れてだまして売る詐欺があったと言われている。それをバラしてしまう=秘密を漏らすという説が有力。

He’s not the sharpest tool in the shed.
直訳:彼は納屋の中で一番鋭い道具じゃない
意味:あまり賢くない(ちょっと遠回しな言い方)
日本語のニュアンス:ちょっとおバカさん/鈍い
例文:
Nice guy, but let’s just say he’s not the sharpest tool in the shed.
◆由来:
shed(物置)にある道具の中で「一番切れ味が悪い」=頭の回転が鈍い人へのやんわりとした皮肉。アメリカ英語圏でよく使われる遠回しな表現。

I have butterflies in my stomach.
直訳:お腹の中に蝶がいる
意味:緊張している、ドキドキしている
日本語のニュアンス:そわそわ・ドキドキ
例文:
Before giving my first speech, I had butterflies in my stomach.
(初めてスピーチをする前、緊張でドキドキしてたよ。)
◆由来:
1930年代から使われた表現で、緊張して胃の中がフワフワ、ソワソワする様子を蝶の羽ばたきにたとえた詩的な言い回し。今では定番の感情表現に。

まとめ
英語のことわざは、文化やユーモアが詰まっていて、色々知っていくと楽しいよね!
お気に入りのことわざを見つけて、英語の表現力UPさせてみよう〜!
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