「say と tell の違いは?」「speak と talk はどう違うの?」

Candy
同じような意味を持つ単語の使い分けって気になるよね。
それぞれのニュアンスや文法の違い、例文+ミニテスト付きで解説していくニャ!
目次
say — 「言う」(発言の内容にフォーカス)
基本イメージ
口から出た言葉に焦点を当てる。誰に言ったかよりも、「何を言ったか」が大事。
文の形
- say + 「発言内容」
- say + to + 人(to が必要)
例文
- She said, “I’m tired.”(彼女は「疲れた」と言った。)
- He said to me that he was busy.(彼は私に忙しいと言った。)
ポイント
- “to 人” を省略できない(tell と違う)
- 内容に焦点を当てたいときに使う
tell — 「(相手に)伝える/教える」
基本イメージ
「誰に言うか」が重要。相手が必ず必要。情報・命令・指示を伝えるニュアンス。
文の形
- tell + 人 + 内容
- tell + 人 + to + 動詞(~するように言う)
例文
- She told me the truth.(彼女は私に真実を話した。)
- He told me to wait.(彼は私に待つように言った。)
ポイント
- say と違い “to” は不要
- 命令や指示にもよく使う
speak — 「話す」(フォーマル/能力)
基本イメージ
話す行為そのものや言語能力に焦点。フォーマル寄り。
文の形
- speak + 言語
- speak + about/on + 話題
例文
- I can speak English.(私は英語が話せます。)
- She spoke about her experience.(彼女は自分の経験について話した。)
ポイント
- 公的・公式な場面で使いやすい
- 言語能力(I speak French)にも使う
talk — 「話す」(カジュアル/会話)
基本イメージ
会話そのものに焦点。カジュアルで日常的。
文の形
- talk + to/with + 人
- talk + about + 話題
例文
- I talked to my friend about the trip.(旅行について友達と話した。)
- We need to talk.(話がある。)
ポイント
- 友達や家族との会話などカジュアルな場面
- “with” は双方向、“to” は片方向のイメージ
5. ニュアンス比較表
単語 | 内容重視 | 相手重視 | カジュアル度 | フォーマル度 | 主な使い方 |
---|---|---|---|---|---|
say | ◎ | △(to 人必要) | 中 | 中 | 発言の内容を伝える |
tell | △ | ◎ | 中 | 中 | 相手に情報・命令を伝える |
speak | △ | △ | 低 | 高 | 言語能力、公的スピーチ |
talk | △ | ◎ | 高 | 低 | 会話、カジュアルなやり取り |
混同しやすい例
- ❌ She told, “I’m happy.” → tell は相手が必要
✅ She told me, “I’m happy.”
- ❌ He said me to wait. → say では相手に “to” が必要
✅ He said to me to wait. / He told me to wait.
7. ミニテスト
次の文の空欄に正しい単語を入れてください。(say / tell / speak / talk)
- He ___ to me about his new job.
- Please ___ the truth.
- She ___ she was tired.
- I can ___ Spanish.
- We need to ___ about your plan.
答え
- talked
- tell
- said
- speak
- talk
まとめ
- say:発言内容にフォーカス
- tell:相手にフォーカス
- speak:フォーマル、言語能力や公的な場面
- talk:カジュアルな会話

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