TOEIC何点あれば履歴書に書いてアピールできるの?
せっかく学び直しをはじめたなら、スキルアップに役立てたいよね。
本記事では、資格として通用するTOEICスコアの目安や、目的別の必要点数を詳しく解説。

就職・転職・キャリアアップのためにTOEICを活用したい方は、ぜひ参考にしてね。
TOEIC Listening & Reading Testは資格として使える?
日本でよく受験されているのは【TOEIC Listening & Reading Test】で、英語の「聞く・読む」力を測るテスト。スコア形式(0〜990点)で結果が出ます。
合否ではなくスコアで評価されるため、点数次第で「資格」として使えるのが特徴だよ。
たとえば:
- 履歴書に記載 → 就職・転職時の英語力アピール
- 社内の昇進・部署異動の条件
- 大学・大学院の単位認定や入試での優遇
TOEICスコアの目安一覧【目的別】
目的・状況 | 必要とされる目安スコア |
---|---|
英語初級レベルのアピール | 500点〜 |
就職活動でアピール(一般企業) | 600〜730点 |
外資系企業や商社など英語重視の職種 | 800点以上 |
昇進・社内評価に使いたい場合 | 700点以上 |
大学院・留学用の書類として使いたい | 750点〜 |
英語を使った実務が求められるポジション | 850点以上 |
✅️TOEIC400点未満のレベル感とは?
🔹 英語レベルで言うと?
- 初級レベル(英語学習のスタートライン)
- 中学英語の知識があいまい、または抜けがある状態
- 簡単な単語や文法は知っていても、リスニングや長文読解になるとほとんど理解できない
🔹 英検やCEFRでの換算(目安)
試験 | レベル目安 |
---|---|
英検 | 3級〜4級程度 |
CEFR | A1レベル(入門) |
IELTS | ~3.5相当 |
🔹 できること・できないこと
できること:
- 簡単なあいさつや自己紹介ができる
- 単語単位でなんとなく意味が分かるものもある
- 中学レベルの短い英文ならゆっくり読めば理解できる
まだ難しいこと:
- リスニングで全文を聞き取る
- 時制・冠詞・助動詞などの文法を正しく使う
- TOEICの設問形式に慣れておらず、設問の意味を取るのも一苦労
- 選択肢を読んで理解し、正しく選ぶことが難しい
TOEIC 400〜500点のレベル感とは?
🔹 英語力の目安
- 初級〜初中級レベル
- 中学英語の基本はある程度わかるが、リスニングや長文では理解が不安定
- TOEICの設問形式に少しずつ慣れてきた段階
- 「何となく意味はつかめるけど、選択肢で迷う」状態が多い
🔹 英検やCEFRでの換算(目安)
試験 | レベル目安 |
---|---|
英検 | 3級〜準2級 |
CEFR | A2レベル(基礎) |
IELTS | 4.0〜4.5相当 |
🔹 できること・まだ難しいこと
できること:
- ゆっくり話される日常会話なら、単語単位で意味をとれる
- 中学〜高校初級レベルの英文を読んで、だいたいの内容はわかる
- 選択肢の意味も理解できるようになり、正答率が徐々に上がってくる
まだ難しいこと:
- リスニングの速さに完全についていけない
- 時制や品詞、前置詞など細かな文法ミスが出やすい
- 長文読解や設問で時間切れになりやすい

TOEICの時間切れは、学び直し始めにあるある。

全部解けなくても、目標点数に合わせて焦らずでOKだニャ!
✅️TOEIC600点以上のレベル感とは?
🔹 英語レベルで言うと?
- 初中級〜中級レベル
- 日常的な話題やビジネスの基本会話なら理解できる
- 読み書きはある程度できるが、ネイティブスピードの会話にはまだ苦戦しがち
🔹 英検やCEFRでの換算(目安)
試験 | レベル目安 |
---|---|
英検 | 2級程度 |
CEFR | A2〜B1レベル |
IELTS | 4.5〜5.0相当 |
🔹 できること・できないこと
できること:
- 簡単なビジネスメールを読む・書く
- 日常会話の主な内容を理解できる(ゆっくり話してもらえれば)
- 簡単な英語ニュースや社内通知の内容がなんとなくわかる
まだ難しいこと:
- ネイティブ同士の速い会話についていく
- 会議で自信を持って発言する
- 抽象的なトピック(例:文化、経済、交渉など)の理解と表現
✅ TOEIC 700〜800点のレベル感とは?
🔹 英語力の目安
- 中上級レベル
- 実用的な英語力が身についており、ビジネス英語の土台ができている段階
- 読み書き・リスニングの両方で、多くの場面に対応可能
- スピーキングはまだ課題が残る人も多いが、「理解力」「表現の正確さ」は高まっている
🔹 英検やCEFRでの換算(目安)
試験 | レベル目安 |
---|---|
英検 | 準1級〜1級未満 |
CEFR | B1〜B2レベル |
IELTS | 5.5〜6.5相当 |
🔹 できること・まだ難しいこと
できること:
- 海外出張や英語会議の基本的な内容を聞き取れる
- ビジネスメールの読み書きがスムーズにできる
- TOEICパート別に戦略を立てて、時間内に解ききれる
- 日常会話や業務に必要な英語をある程度こなせる
まだ難しいこと:
- 高度な話題(交渉、抽象的な議論など)での発信力は要練習
- ネイティブスピーカー同士の会話スピードには苦戦しがち
- 細かなニュアンスを正確に伝えるにはもう一歩
✅ TOEIC 900点以上のレベル感とは?
🔹 英語力の目安
- 上級レベル(ハイレベルな英語運用能力)
- ビジネス・日常生活どちらでも、ほとんどの英文を正確に理解・処理できる
- TOEICの設問形式にも完全に慣れており、戦略的に満点近くを狙える実力
TOEICスコア900点以上は、TOEIC受験者全体の中でも上位5〜7%程度の非常に高いスコア
🔹 英検やCEFRでの換算(目安)
試験 | レベル目安 |
---|---|
英検 | 準1級〜1級相当 |
CEFR | B2〜C1レベル |
IELTS | 7.0〜8.0相当 |
🔹 できること
- ネイティブスピーカーとスムーズに意思疎通ができる
- 業務上の電話・会議・資料読解・メール作成を問題なくこなせる
- ビジネス上の抽象的な議論や交渉にもある程度対応できる
- 正確な文法・語彙運用ができ、細かいニュアンスも理解できる
🔹 難しいこと(注意点)
- スピーキングやライティング力が実際の使用場面でどの程度あるかは、別の評価が必要(英検1級・IELTSなど)
- TOEIC Listening & Reading Testはリスニングとリーディングのみの試験のため、900点を超えても「話す・書く」は別トレーニングが必要
TOEICの満点は何点?
TOEICの満点は 990点 です。
- リスニングセクション:495点満点
- リーディングセクション:495点満点
- 合計:495 + 495 = 990点
- 各セクションは100問ずつ、合計200問(テスト時間:2時間)
- 点数は正答数の「素点」ではなく、統計処理された「スケールドスコア」で算出されるため、同じ正解数でもスコアが少し変動することがあり
- 満点(990点)を取るには、ミスが1〜2問程度までに抑えられているレベル
TOEICスコアはどれくらいから「武器」になる?
TOEICは、600点を超えると履歴書に書いて評価されるレベルになります。
ただし企業や目的によって基準は異なるので、「目標とするスコア」をあらかじめ決めておくのがおすすめ。
例)
- 英語が得意な印象を与えたい → 700点以上
- 英語を使う職場を目指す → 800点以上
- 競争率が高いポジション → 850点以上
TOEICスコアはいつまで有効?
TOEICのスコアには有効期限はありませんが、「公式スコアとして有効なのは2年間」とされているよ。
履歴書に書く場合は、取得年月も必ず記載しましょう。
まとめ|資格としてTOEICを活用するなら、まずは600点を目指そう!
TOEICはスコア型の試験なので、目的に応じた点数を取ることで「資格」として十分活用できます。
最初の目標は600点、将来的には700〜800点を目指せば、就職やキャリアアップでも自信を持ってアピールできるはず!
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