英語で未来のことを話すとき、どんな文法を使えばいい?
今回は、未来を表す英語の使い方をわかりやすく解説します。
✅ 英語の「未来形」とは?
英語には「未来形」という特別な活用は実は…無いんです。
未来のことを表したいときは、「助動詞」や「現在形・現在進行形」などを使うよ。

え!未来形がないって?!と思ったよね。その部分もゆっくり解説していくね。
🔹 日本語の「未来形」
日本語では、動詞の活用によって現在と未来を区別しないことが多いですが、文脈や助詞・副詞の組み合わせで未来のことが表現されることが多いでよね。
- 例:「行く」
→「明日、学校に行く」=未来のことを表している
→「今、学校に行く」=現在のことを表している
→ 動詞の形は同じでも、文脈で未来を表現できます。
🔹 英語の場合
英語には、動詞を「未来形」に活用する形が存在しません。
英語で未来を表すには、助動詞(will / be going to など)や現在形・現在進行形の応用を使います。
- I will go to school tomorrow.(助動詞 will)
- I’m going to visit her.(be going to)
- The train leaves at 9.(予定された未来を現在形で表す)
つまり、この表現の意味は:
英語では、「動詞の形を変えて未来を表す」ような文法的な活用(=未来形)はなく、代わりに助動詞などの表現方法で未来を示す、ということです。
代表的な未来を表す方法:
形 | 用法 | 例文 |
---|---|---|
will + 動詞の原形 | 未来の予測・突然の決定・意志 | I will call you tonight.(今夜電話するね) |
be going to + 動詞の原形 | 予定・予測(すでに決まっている) | She is going to travel to Italy.(彼女はイタリアへ旅行に行く予定です) |
現在進行形(be + ~ing) | 近い未来の確定した予定 | I’m meeting my friend at 3.(3時に友達と会う予定) |
現在形 | 時刻や日程、時刻表など | The train leaves at 9.(電車は9時に出発します) |
🌟「will」と「be going to」の違い
▸ will(ウィル):
その場で決めた未来のことや、主観的な予想、意志を表します。
- It’s cold. I will close the window.
(寒いね。窓を閉めるよ)←今決めた - I think it will rain tomorrow.
(明日は雨が降ると思う)←予測

▸ be going to:
すでに予定していることや、証拠があって予測することに使います。
- I’m going to visit grandma this weekend.
(今週末、おばあちゃんを訪ねる予定です)←前から決まっていた - Look at those clouds! It’s going to rain soon.
(あの雲見て!すぐ雨が降りそう)←明らかな証拠

💡その他の未来表現
▸ 現在進行形で未来
決まった予定があるとき、現在進行形で未来を表せます。
- We’re having dinner with them tomorrow.
(私たちは明日、彼らと夕食を一緒にとる予定です)
▸ 現在形で未来(スケジュール)
公共の予定や時間表に関することは、現在形で表すことがよくあります。
- My flight leaves at 10 a.m.
(私のフライトは午前10時発です)
✍️ まとめ
未来の表現 | 使い方のポイント |
---|---|
will + 動詞 | 意志・その場の決定・予測 |
be going to + 動詞 | 予定・根拠のある予測 |
現在進行形 | 確定した近い未来の予定 |
現在形 | 時刻表やスケジュールなどの未来 |
🎓 ちょっと練習!
次の日本語を英語にしてみましょう!
- 来週から英語を勉強するつもりです。
→ I’m going to study English from next week. - 明日はきっと晴れるよ。
→ It will be sunny tomorrow. - 7時に電車が出発します。
→ The train leaves at 7.
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